ソリューション事例2

三社の協業により、研究機関のデータ基盤変革を加速

弊社は、株式会社AIT様及び日本アイ・ビー・エム株式会社様と協業し、研究機関や大手企業のデータ基盤を変革する取り組みに力を注いでいます。

この3 社協業によってデータ基盤の何がどう変わり、どのようなメリットがもたらされるのか、をコンパクトにご紹介します。この資料は、株式会社AIT様に作成頂きました、日本アイ・ビー・エム株式会社様ストレージ事業部Ecosystem 担当部長の野本 智志氏と弊社社長の伊藤 義彦へのインタビューです。


大規模データの保存や管理には、コストをはじめ、さまざまな課題があります。非アクティブなデータの長期保存には、今日でも磁気テープが適しています。磁気テープは保守コストが低く、電力を消費しないため、環境面でも優れており、特に研究機関や医療機関などでの利用が進んでいます。
また、クラウドストレージは運用の簡便さがある一方で、保存容量が増えるにつれてコストが膨らむケースが多く、大容量・長期保存には向いていません。そのため、オンプレミスでの磁気テープの重要性が再評価されています。IBMの「Storage Deep Archive」は、アクティブデータをクラウドで管理しつつ、非アクティブな大容量データの長期保存用としてオンプレミスのテープメディアを使えるようになる魅力的なソリューションです。
さらに、階層型ストレージ管理ソフトウェア「HPSS」の活用で、SSDやHDD、テープ、クラウドなどの多様なメディア間でのデータ移行を自動化し、アクセス頻度に応じた最適化を図れます。すでに複数の研究機関でHPSSとIBM製品を組み合わせた導入実績があり、数百PB規模のデータ保存と高速アクセスを両立しながら、コストや電力消費を大幅に削減できました。
株式会社AIT様、日本アイ・ビー・エム株式会社様と弊社は、今後さらに医療、金融機関、大手製造、行政機関、自治体などに展開を広げ、データを貴重な財産として管理・活用しその価値を高めるデータ基盤の変革にも取り組んでいきたいと考えています。

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